浅く埋設された管路や線には危険がいっぱい!CSボックスで大切なインフラを守りましょう

浅埋対策ならCSボックス

切れない防護板 CSボックスとは

CSボックスについて詳しく説明させて貰う前に、まずは下の動画を御覧ください。

わずか37秒の動画ですが、CSボックスがどんな効果を持ったものなのかがご理解いただけますよ。

(カッターの音が収録されていますから、音量には注意してくださいね。静かなオフィスだと周りがビックリしてしまうかもしれませんw)

 

ちなみに今の動画で切断作業していたカッターは、仲山鉄工株式会社製のAZZII505という強力なコンクリート切断機です。

参考:仲山鉄工AZZII505

道路工事などでよく見かけるものではありますが、汎用型として利用されている機械としてはかなり強力な部類と考えていいでしょう。

最大の切断能力は50cmで、使用されているエンジンは1500cc以上。

コンパクトカーと同じクラスのエンジンを搭載し、国道の舗装切断でも現役で活躍しているコンクリートカッターなのです。

それが、いとも簡単に止まってしまいましたね。

これがCSボックスの持つ力なのです。

これまでの防護方法とは一線を画する効果

今までも浅層に収められた埋設物の防護には様々な方法が取られてきました。

例えばカッターによる切断で、パイプ内に詰め込まれた色粉が吹き出すものや、厚い鉄板を敷設するもの。

占用者の表示がされたプラスチックプレートを置くものもありますし、合金製の板を並べるというものも多く使われてきたものではないでしょうか。

しかし、これらはいずれもカッターを使用している人間が、切断している箇所が異常であることに「気づく」ための方法でしかありません。

現在の路面切断で使用されているカッターには、切断で発生する汚泥を吸引する仕組みが備えられていますが、汚泥に混じって色粉が吸い取られてしまったら、気づくこともできませんね。

鉄板や合金板を使えば、いかにもカッターを止められそうに見えますが、残念ながら切断に多少の時間がかかってしまう以外に、期待できる効果が無いのが現実です。

そう、金属板はコンクリートの切断が可能なカッターなら、抵抗こそあれ切断ができてしまうのです。

プラスチックプレートに至っては、掘削する際の目印になる程度のものでしかなく、防護という意味では、ほぼ無力と言わざるを得ません。

つまり、これまでの防護方法は、効果が高い場合を考えたとしても、切断を遅らせることができるものでしか無いのです。

それらに比べるとCSボックスの効果が非常に高いものであることは、先程の動画を御覧頂いたのであれば、すでにご理解いただけたものと思います。

何しろ、切断しようとしたカッターを停止させてしまう以上、切断する方法がありませんからね。

またCSボックスの特徴は、カッターに対する高い防護性能だけにはとどまりません。

コンクリートブレーカーでの破壊に対する防護や、近年事故事例の多いボーリングマシンによる埋設物破損事故への対応も可能。

全ての埋設設備事故の可能性を排除できるわけではありませんが、事故の原因となりうるものの大半をはねのけることができる防護板が、このCSボックスなのです。

なぜCSボックスはカッターを止められるのか?

冒頭の動画で驚いていただいた方も多いでしょうが、CSボックスにはこれまでのものには無かった、コンクリートカッターを止められる「仕組み」が備わっています。

外形300角の小さな箱ですが、その中には実験に裏付けされた技術が詰まっているのです。

内部構造は下の図の通り(クリックで拡大します)で、カッターを止める秘密は「アラミド繊維シート」にあります。

それぞれについて、ちょっと詳しく説明してみましょう。

上部防護・下部防護

CSボックスの外装を担う、表面処理された鋼板で作られた箱です。

各辺ごとにビス止めで固定され、防水処理を行うため、内部に水が侵入しませんから、長期に渡って性能を維持することが可能です。

25tの負荷実験でも変形量は少なく、車道の下に埋めても安定して使用可能な性能を持っています。

アラミド繊維シート

回転するコンクリートカッターを、強制的に停止させる秘密がこれ。

高強度のアラミド繊維を使用し、カッターの刃に絡まることで高い抵抗を発生させて停止することができます。

特殊な加工や防水処理など、全てを公開することはできませんが、驚きの効果を生み出す力が、このわずか数ミリのシートに詰め込まれているのです。

防護鉄板・クッションスポンジ

主にブレーカーによる破壊から浅埋された埋設物を守るためのもの。

鉄板のみでは#20ブレーカーで容易に貫通できてしまいますが、クッションの機能によってその力を受け流し、長時間の打撃にも耐えられる性能を手に入れました。

実験の際にも2分間の直角打撃で、下部防護の変形を防ぐ効果が確認されています。

「切れない」防護板がCSボックスです

これまであったものとは全く違う考え方で作られ、すでに多くの公共工事や民間工事でご利用いただいているCSボックス。

もちろん特許取得済みの商品で、NETIS(国交省新技術情報提供システム)でも掲載いただけている確かな防護板です。

新技術を提案したり利用することで、工事受注から完成までに加点も期待できますから、工事業者の方も積極的に利用を検討いただければと思います。

新技術利用で加点を得る方法はこちら(外部サイト資料)

まずはどのように配置するのが効率的か、ご提案させていただきたいと思いますので、お問い合わせフォームから問い合わせください。

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