工事で埋設されている管路の浅層埋設箇所が発生してしまう場合、対策に悩む方も多いのではないでしょうか。
しかし、そこで悩んでいるくらいなら、その状況を活かして工事評価のアップを狙ってみるほうが前向きな対応といえるはずです。
実は浅層埋設への対応方法によっては、工事の評価ばかりではなく、入札時の総合評価点数に良い影響を与えることも可能なのです。
NETISの新技術を活用することで点数アップを
以下のリンクは、NETIS情報を提供している「NETISプラス」というサイトが公開している資料へのものです。
この内容を見てもらえば分かる通り、NETISに登録されている技術を活用したり、活用方法を提案すれば、工事成績評定をアップすることができたり、総合評価落札方式で行われる入札で、有利な条件を手に入れることができたりするのです。
資料の内容を簡単にまとめてみると、
NETIS登録されている技術を活用する提案がされた場合、総合評価方式での入札に評価点を加点する
NETIS登録済みの新技術を使用して、その活用効果調査表を提出すれば、工事成績評定に加点が得られる
というもの。
役立つ技術とされている「有用な新技術」に分類されているものを利用すれば、工事点数を高められるのですから、積極的に使って活用効果調査表を提出するべきですね。
ちなみに加点される点数については、それぞれの地方整備局ごとに異なっているようですから、どのくらいのメリットが得られるのかは、事前に調べておいたほうがいいでしょう。
浅層埋設防護板「CSボックス」の利用も加点の対象です
浅層埋設になる箇所が発生する工事に入札したり、工事を受注することができた場合は、浅層埋設箇所に防護板としてCSボックスを提案、使用すれば、加点を受けることができます。
CSボックスは「活用促進技術」として評価されていますから、「有用な新技術」の一つ。
特定の性能や機能が他の同様な技術に比べて著しく優れている場合に受けられる評価が「活用促進技術」で、切断事故を防止できる効果が大きなメリットとして取り扱われているのです。
このサイト内で効果についてはご紹介していますので、まずは一度見てみられれば、浅層埋設しなければならない状況が、問題のないものとなることがご理解いただけるでしょう。
これまでにはなかった「切れない」技術ですから、コンクリートカッターが届いてしまうかもしれない深さへの管路埋設にはもちろん有効に働きます。
また浅埋にならない深さへの埋設を行う場合でも、ボーリングマシンによる破損予防やブレーカーによって発生する貫通事故などへ対応可能。
埋設物の安全性を高めるための提案を行えば、評価を受けることができる可能性もありえます。
上手に活用して好成績を残していけば、次回の入札でも有利な立場を手に入れるという、良いスパイラルを発生させることもできるはずですね。
浅層埋設箇所を見つけたら点数アップと思いましょう
これまでは対応に頭を悩ませるだけの浅層埋設だったかもしれませんが、これからはCSボックスを上手に使って点数アップのもとにしてしまいましょう。
これは知っている人だけが得をできるポイントです。
せっかく知ることができたのですから、使わないのは損というもの。
使いたい場面をご連絡いただければ、無駄のない活用方法もご提案させていただきます。
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